地現 葉子 写真展 White Out II -出発-

2016.08.28
写真展・イベント情報
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地現 葉子 写真展 White Out II -出発-

 

"銀座ニコンサロンで空と鳥の写真展開催中です"

 
 
スクリーンショット 2016-08-19 22.28.58

 

地現 葉子 写真展 

White Out II -出発-

期間:8/17 (水) ~8/30 (火) 10:30~18:30(最終日は15:00まで)

会期中無休
会場:〒104-0061 東京都中央区 銀座7丁目10−1 STRATA GINZA1階
入場料: 無料

 

 "海辺にひしめくヒヨドリの大群"

長い夏が終わり、徐々に冬の気配が感じられる頃、早朝や夕方などに少し冷たく、気持ちの良い風を感じると、胸がざわつきます。

時を同じくして、ヒヨドリたちは繁殖場所の山地から、越冬のため南西へと一斉に移動します。

彼らは誰かに教えられるわけでもなく、自分の感じるままに、それぞれの意志で飛び立っていきます。

山間部より徐々に仲間を増やし、海辺に集結するころには大群となっています。

大海原を前に、興奮して右往左往している鳥たちの様子を、感じるままに写し止めた作品となっています。

 
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現代の社会システムの中では、何も考えず、案内表示に従って歩いていけば何とか生活できてしまいます。そこでは目的地や答えが常に用意されていてるばかりか、目をこらすと、自分の将来の可能性までもが表示されています。

 

自然に導かれ、自らの肌で感じ取って行動する渡り鳥に惹かれて、撮影を続けたそうです。

彼らの自由で生命力あふれる振る舞いに憧れを抱くと同時に、自らを重ねあわせているように感じました。

 

しかし、彼らにもきっと彼らの社会システムがあって、皆が皆、自分だけの意志で動いているわけではなく、大きな意志によって、命じられるままに飛び立っているだけなのかもしれません。

 

そんな事をふと考えさせられる作品でした。

 

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プリントに2点のピン留めで展示されています。

左右から均等に照らされたスポットライトによって、鳥の羽のような影を落としています。空調によってゆらゆらと動く様子は、渡り鳥が羽を休めているようでした。

 

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フラットラボは今回、ブックマットの製作で、お手伝いさせていただきました。

この作品は白が多いため、紙と同じくらいの白色度の紙を探して、マッティングしました。

 

 

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Photographer :地現 葉子(ジゲン ヨウコ)

1970年広島県生まれ。
写真展(個展)に、2008年「光、満ちる」(コダックフォトサロン)がある。
グループ展・二人展に、10年「Imperfect Vision」(インスタイル・フォトグラフィー・センター )、14年「Cross Over」(インスタイル・フォトグラフィー・センター)がある。

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