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小説を写真で読み解く。

世の中には、数えきれない小説があります。
そして、その小説の中には、色々な描写がある。
全て文字で表現されている世界です。

そんな数えきれない小説の中から、刺繍が登場する小説を集め、小説の中の刺繍を表現した美術家の神尾茉利さん。 そんな世界観をまとめた本が扶桑社から販売されています。

「刺繍小説」


刺繍が登場しない小説でも、もしかしたらこんな刺繍があったかもしれない。と想像を書き立てて、刺繍制作をされたそう。
その刺繍作品の写真撮影を、フォトグラファーのナオミサーカスさんが撮影を行いました。
https://amana-visual.jp/photographers/Naomi_Circus

単なる刺繍作品の撮影ではなく、ナオミさんも小説を読んで、その小説の世界観、またその世界の中で刺繍はどう存在しているのか、そんなことを想像しながら、撮影に望んだようです。

詳細はamana visualで紹介されているのでご覧ください。
https://amana-visual.jp/articles/detail/sisyu.syousetsu
小説の世界観を読み解いた素敵な写真が他にもたくさんご覧いただけます。


FLAT LABOでは、今回の作品撮影をするにあたり、小説を読んでナオミさんが感じたことをまとめて綴ったブロシュアーを制作いたしました。
・少部数でしたので、UVインクジェットで両面印刷。
・手触りのある色紙にプリントをしています。
水性顔料のインクジェットとは異なり、専用紙以外にもプリントができるのが強みです。


額装をするようなプリント作品とは異なり、手で触って閲覧するもの。
紙の選び方でも伝わる印象は変わります。
見る<視覚>だけではなく、手触り感<触覚>やページをめくる音<聴覚>なども脳を刺激をします。
どういう紙にプリントをするのか、用紙の提案も可能です。


撮影:ナオミサーカス
Text by 高橋一禎