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写真を額装する!マット加工の紹介 〜展示への道のり③〜

写真を額装する!マット加工の紹介 〜展示への道のり③〜

こんにちは。展示の過程をご紹介している展示への道のりシリーズ。
今回はマット加工についてご紹介します。

目次
・マット加工とは
・マット加工の種類
・選べるカラー、模様
・制作の際の注意点

マット加工とは

写真の額装でよく見る余白、この部分に使用されているのがマットです!

マットを入れる主な理由は2点。作品を引き立たせる効果と作品保護の効果です。
まず、引き立たせる効果ですが、余白があることで作品としての装飾効果が高まり、より被写体を強調、引き締まった印象にします。
また、作品保護の観点ではアクリルと写真が接触することはあまり推奨できません。マットを入れることでアクリルと写真が直接触れずに額装が可能になります。光沢紙の写真をマット加工なしでアクリルと接着させた場合、反射でニュートンリングという円の歪みが発生し、鑑賞の妨げになることもあります。

マット加工の種類

マット加工には大きく分けてオーバーマットとブックマットの2種類があります。

オーバーマット

オーバーマットはプリントの上からマットをかぶせ、テープで直接貼り合わせます。※通称:テープ留め
マットの厚みは2mmが一般的です。
写真がずれる心配もありませんのではじめての額装にぜひご利用ください。
(A2サイズより大きいプリントに関しては基本的に裏打ちを推奨しています。)

ブックマット

ブックマットは本のように2枚のマットで写真を挟む形です。表面のマットは1mm厚、背面のマットは2mm厚が一般的です。コーナーマウントというポケットのついたシール留め具に写真を差し込む形で、プリントの4辺を固定します。※通称:コーナー留め
プリントの入れ替えも簡単にできます。大切なプリントにテープを貼るのはちょっと、、、という方やマットの中の写真を入れ替えたい方にはこちらのタイプがおすすめです。

ちなみにこの留め具は表も裏も三角形の「フルコーナー」と表がL字型で作品の隠れる部分が少ない「マキシビジョン」の2種があります。(写真はマキシビジョン)

選べるカラー・質感

基本的にはホワイトが選ばれることが多いですが、多種多様なカラーや模様のマットもございます。
ホワイトだけでもたくさんの種類がありますので、ご希望のカラーがございましたらお気軽にお問い合わせください。

※2025年3月時点マットサンプル

制作の際の注意点

ご自身で額装する際は、マットの窓に対して2〜3mmまわし大きいプリントを用意しましょう。
写真の白フチが中途半端に見えてしまうとせっかくのマット加工も台無しです。

いかがでしたか。まずはマットの概要をご理解いただけたのではないでしょうか。
次回は応用編としまして、いろいろな小技をご紹介していきますよ!
プリントや額の選定、額装作業まで全てがFLATLABOで完結します。制作のご依頼お待ちしています!日々の生活に彩りを、展示はおしゃれにかっこよく。ぜひお気軽にご相談ください。

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シリーズコラム

展示への道のり(額装道具編①)
展示への道のり(額装道具編②)

タグ
オーバーマットブックマットマット加工写真展示への道のり額装

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