WORKS高精細プリント / 事例紹介

鴫原薫|今日も生きているということ。|zushi art gallery

zushi art gallery 開設10周年企画として開催された鴫原薫個展「今日も生きているということ。」

東日本大震災がもたらした10年間という時間と人生の分岐を撮影した新作展。本展に合わせて逗子海岸で撮り下ろした作品を含め、約20点が展示されました。 展示プランから出力・額装に至るまでFLAT LABOディレクターの鴫原自身が制作を行い、シックなアルミフレームを基調に様々な手法を展開しました。

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展示タイトルの由来は震災以後、母の口癖となった”生きていればそれでいいから”という言葉から。 震災や原発事故に被災したことで私の人生は大きく変わりましたが、そのことを後悔したことは一度もありません。10年間生きることと向き合ったからこそ、後悔しない選択に自分自身を導き今の私がいると思っています。 会期中に震災から11年を迎え、記憶に残る特別な展示となりました。(作家コメント)

鴫原薫個展「今日も生きているということ。」
2022.03.05.sat – 03.14.mon
zushi art gallery(神奈川県)
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Paper:Hahnemuhle/Museo
Mount:ILFORD/Nielsen

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