WORKS高精細プリント / 事例紹介

Ryu Ika|Gregory Halpern|浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA

「浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA」よりRyu IkaとGregory Halpernの展示をご紹介いたします。

FLATLABOでは半光沢紙のミュージアムプリントを担当しております。

Ryu Ikaは、写真を通して他者とのコミュニケーションの問題を乗り越えながら 「写真とは何か」を模索し続けている写真家です。 本作の制作過程でRyuは、自身の作品が無意識のうちに家族写真から影響を受けていたこと、そして人生の中で繰り返されているシーンがあることに気づき、写真同士をつなぐ関係性をいくつも見出しました。 家族との思い出を起点に、記憶にあるのに写真には残っていないもの、 逆に記憶にはないのに写真に残っているものを洗い出し、写真に残る記録と自身の記憶に生じるズレを提示しています。

展示作品の〈19 winters / 7 springs〉は、過去20年間にわたり、Halpernの故郷であるニューヨーク州バッファローとその周辺で制作されたシリーズです。そこに写るのは、かつて工場都市として栄えたバッファローの建物やそこで暮らす人々、変わりゆく季節、時間の流れ……。今回、PHOTO MIYOTAでは、壁面に並ぶプリント作品に加えて、家の形を模した立体オブジェを展示しています。オブジェの表面には住宅の写真、その裏側には皆既日食の写真が配置され、写真が被写体の表層を超えたものをとらえられる限界について言及しています。

▼「浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA」開催概要
会 期 : 2023年7月15日(土)から9月3日(日)
水曜日定休(8月16日(水)を除く)*屋外展示は自由にご覧いただけます
時 間 : 10:00~17:00(屋内展示の最終入場:16:30まで)
会 場 : MMoP(モップ)|(住所)〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1
入場料 : 一部有料1,000円(一部建物のみ有料、中学生以下無料)
お問合せ: info@asamaphotofes.jp
Paper:半光沢紙

https://asamaphotofes.jp/