スタイリッシュなフレーム、流行ってます。(アルミフレーム編)
こんにちは、ディレクターの鴫原です。
急に寒くなった11月、長らく体調を崩しておりました。
情けない限り。。。みなさまもお気をつけください。
今年の秋は各所で魅力的な展示が開催されているように感じました。近頃のFLATLABOの制作傾向や、美術館・ギャラリーでの展示を見ていると細身のフレームで額装された作品をよく目にする印象です。たしかにスタイリッシュな額装はシャープな印象でかっこいいですよね。展示空間やお部屋の雰囲気をキリッと引き締めます。
今回のシリーズでは2回に分けてアルミフレームとウッドフレーム、それぞれの細身フレームをご紹介していきます。
目次
・33型ニールセンアルミフレーム
・国産「極」スリムアルミフレーム
・ラインフレーム
・シャドウギャップフレーム
33型ニールセンアルミフレーム


まずは王道の33型ニールセンアルミフレームです。よく額装をされる方だと、細身のアルミフレームと聞いてこちらのフレームを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。見え幅(正面から鑑賞した際に見えるフレームの幅)は5mmで、フレーム全体の厚みは25mmです。美術館での展示などにも広く使用されていますので、落ち着いた格式高い仕上がりとなります。カラーはブラック・シルバーよりお選びいただけます。大きいサイズでの制作も可能ですが、耐久性や安全面の観点から推奨はA2サイズ程度までとなります。
国産「極」スリムアルミフレーム


こちらは国産のアルミ合金フレームです。見え幅は33型同様5mmですが、フレームの厚みは30mmと少しガッチリとした印象です。33型に比べややマット調の仕上がりで、カラーはブラック・シルバーに加えてホワイトのご用意もあります。価格は33型に比べ2割ほど抑えることができますので、大型の展示で作品点数がたくさん必要なときなどにおすすめです。
ラインフレーム


モダンな印象のアルミフレームです。
見え幅は8mmと標準的ですが、厚みが18.5mmと非常に薄型ですので併せて紹介させていただきます。専用の背面パネルや固定用のバネ式トンボはシンプルな仕組みが採用されており、その分コストを抑えた制作が可能です。ブラック・ホワイト・ゴールド・シルバーよりお選びいただけます。ブラック・ホワイトはマット調の仕上げで、ゴールド・シルバーはヘアライン風の高級感ある仕上げとなります。詳細はお問い合わせください。
シャドウギャップフレーム


アルミフレームの最後はシャドウギャップフレームです。こちらは作品パネルをフレーム本体に直接貼り合わせる額装方法となります。見え幅は1.2mmと最も細く、フレームの厚みは33mmと安定感があります。欧米で人気のある額装方法で、作品が浮遊しているように見える特徴があります。フレームの構造上、保護アクリルの取り付けはできませんがFLATLABOでも人気の高いフレームとなっています。写真家だけでなく、イラストレーターやデザイナーなど幅広い作家から支持されています。カラーはブラック・シルバーよりお選びいただけます。大型サイズも対応していますのでお問い合わせください。

今回はここまでです。次回はスタイリッシュなフレーム特集のウッドフレーム編です。
お楽しみに!
鴫原 薫/Kaoru Shigihara
プリンティングディレクター
自らも写真家として定期的に個展を開催。作家側の視点に寄り添った最適なアウトプットを提案する。新しい展示表現の追求にも積極的に取り組んでいる。