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最新事例の裏側をご紹介!【THE TOKYO TOILET プロジェクト】

最新事例の裏側をご紹介!【THE TOKYO TOILET プロジェクト】

はじめまして。FLATLABOプロデューサーの大池です。
今回はプリンティングディレクターの小須田が担当した、【THE TOKYO TOILET プロジェクト】東広尾公園のプロジェクトについてご紹介いたします!

まず、参加させていただいた【THE TOKYO TOILET プロジェクト】とは

THE TOKYO TOILET
日本財団が、多様性を受け入れる社会の実現を目的に実施する公共トイレプロジェクト。
渋谷区全面協力の下、性別、年齢、障害を問わず、誰もが快適に使用できる公共トイレを区内17カ所に設置する。
趣旨に賛同する16人のクリエイターが参画し、デザイン・クリエイティブの力で、新しい社会のあり方を提案する。トイレの設計施工には大和ハウス工業株式会社、トイレの現状調査や設置機器の提案にはTOTO株式会社の協力を得て実施。

世間でも話題になっているこのプロジェクトの一部にFLATLABOも参加させていただきました。
場所は広尾駅のすぐ近くにある広尾東公園トイレです。

こちらのトイレを担当されたクリエイティブディレクターは後智仁さん。
以前FLATLABOにご見学に来ていただいた際に、ご紹介したテンション・ファブリックフレームを思い出してくださり、ご連絡をいただきました。

いつもはプリントし、納品している内照式のテンション・ファブリックフレームですが、
今回は後さんのアイディアでプリントはせずにフレームのカスタマイズをして、光を投影するメディアとして活用されました。
FLATLABOではこのフレームの開発・設計を担当しております。

フレームの構造はこちら

光の見せ方にこだわりがあり、初めての試みで幕を2重幕にしました。
2重幕の固定のために、こちらも初めての金具を採用。
2重幕のおかげでLEDはふんわりと余韻を残し、光ります。

内部の768個のグリッドは普段、プリントメディアとして使用しているアルミ複合板を
マルチカッティングマシーンでカット、組み合わせて制作しました。
こちらは何度もスチレンボードで施策を重ねた努力の末、完成しました。

試作段階のグリッド



完成したトイレの点灯した様子がこちら

公園の素敵なインスタレーションになりました。


Paper:ファブリック
担当プリンティングディレクター:小須田翔

今回お世話になった皆様をご紹介させていただきます。
事業主様:日本財団
設計・施工:大和ハウス工業株式会社
クリエイター:後智仁氏(クリエイティブディレクター・アートディレクター/WHITE DESIGN代表)
照明デザイン:田中謙太郎氏(ライティング プランナーズ アソシエーツ(LPA))

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